*初回分のみ特典ステッカーつき
『まぁまぁマガジン 26』
今号は1冊丸ごと、按田優子さんの特集です!
按田さんは料理家であり
代々木上原の水餃子店「按田餃子」の店主で
著書も何冊か出されています。
はじめてわたしが読んだ本は
『たすかる料理』(リトル・モア=刊)。
按田さんがつくる料理の背景はもちろん、
按田さんの考え方、懐の広さ、底知れぬ胆力に胸打ち抜かれ
一気にファンになりました。
その按田さんを
2022〜2025年まで追いかけての取材、インタビュー、
さらには各界の方々の寄稿文、
ご本人書き下ろしのエッセイなど、
『まぁまぁマガジン』ならでは濃密な切り口で
これでもかというぐらい按田さんに迫っています!
2024年秋、編集部のある岐阜・美濃では
「按田餃子工芸部展 たのしいしまつの世界」
が開催されまして、
当時の全記録と後日談もくわしく紹介されています。
(ちなみに、わたしも同展示にうかがい
工芸部に参加したのですが
あのときの体験はなんだったのか、、、
記事を読みながら、今一度感じ直しているところです)
「按田餃子」のメニューを見ると
すみずみにまで滋味深さが行き届いていて
注文が終わったあともしばらく見続けてしまうのですが
この1冊を読み終えるころには
なぜこんなに按田さんと「按田餃子」に惹かれるのか
腹落ちするような気がしています!
どうぞ、じっくりゆったりご堪能ください。
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☆特集
按田優子という宇宙
〇按田優子 書き下ろしエッセイ
ことの発端|とびきり嬉しかった言葉|男はフェンスの外|昭和な暮らし
〇わたしたちが垣間見た 按田優子の宇宙
寄稿 関修(現代思想学者) 拡散する<私>
ーー按田餃子と家族的類似性ーー
寄稿 竹倉史人(人類学者)按田優子が包むもの
ーーエロスとタナトスーー
インタビュー しまざきみさこ(編集者)
按田優子の顔をした金太郎飴
〇座談会 チームてんぷく
いまこそ従来の人間観を転覆させるとき!?
未来を生きる英知が、植物のありかたに詰まっている!
按田優子、AYA TAKANO(画家)、竹倉史人(人類学者)、
山下智道/ハーブ王子(薬草研究家)
*按田優子漫画「チームてんぷく誕生物語」
〇写真家・按田餃子店主 鈴木陽介インタビュー
按田餃子工芸部展とは何だったのか?
そして、按田餃子の13年間を振り返って
〇鼎談 家庭と家事と、女の自由。
近代ナリコ(編集者・文筆家)、按田優子さん、服部みれい
〇4年に渡る按田優子インタビュー3本(2022年~2025年)一挙公開!!
・正しいと思っていたことは正しくなかったのかもという
自問自答をやり続けていたい
・自分のからだを養う食べものは、みんなが参加してつくるという
オペレーションになっているはず
・とんでもない「昔」が……もっと自由奔放な時代が
あったんじゃないかと思っているんです
〇按田餃子工芸部展2024
たのしいしまつの世界 リポート
工芸部展写真記録|あんちゃん本舗|エルツ真顔写真館|服部みれいによる総リポート|
キッチン日記|按田さんの本棚|按田優子さん×服部みれいふりかえり対談
〇按田餃子偏愛日記
野崎雅彦 Los Papelotes(東京・代々木上原) インスタグラムより
〇絵 「未来、ゆうこの神話の創生、2025」
AYA TAKANO
〇按田優子本人による著書紹介
◎連載漫画
「ジャンケン」
ウィスット・ポンニミット|漫画家
◎詩(掲載順)
クレイジーケンバンド/アントニオ猪木/橘谷エルナン/石垣りん/服部みれい
<入選作品> 藤本淳子/定食屋定吉/舞
☆緊急特集
人生は「ハレ」と「ケ」をくり返していた!
自己理解の新機軸「10年周期説」
語り kai
◎付録
・book in book 按田優子責任編集 「爆安屋」zine
・按田優子卒業論文「服が語ること 服について語ること」
ゼミエッセイ「ホモセクシュアルな欲望」
・ポストカード2枚つき
編集 服部みれい、武山直生
編集協力 しだなつこ、小森夏花、竹川奈穂
デザイン 中島基文
編集長・発行人 服部みれい
発行 エムエム・ブックス
サイズ 210mm×148mm
308ページ(8ページカラー)
別冊付録 16ページ(オールカラー)